待機中にパズルゲーム完成!!
栗の木に栗が成っているのも、栗の木の下にいくつもの栗が落ちているのも見たことがあるのに、木から落ちるその瞬間を見たことは1度もありません。
秋になると必ず曽祖父と一緒に栗拾いに行ったことを思い出します
慣れた足つきで毬栗を剥いて、つるんとした大きな栗の身を取り出して見せてくれました。
それを私も真似して一緒に剥いて、ビニール袋に入れて持ち帰り、石油ストーブの上で火を通すまでが1連です。
そんな思い出を抱えた秋でした。
いつか栗の落ちる瞬間が見たいと思いながらも見たからなんだという気持ちが優位に立とうとしています。
万物において決定的なその瞬間って見えないしいつの間にかそうなってることがほとんどな気がします。
それなのにみなさんはこの瞬間に好きになったよって教えてくれるんですよね。
その中には自分としては何でもない瞬間もあれば何かしら届いて欲しいと願って皆さんの元に届けたものもあります。
前者であればそれはその瞬間私にとってあなたと出会えた特別な瞬間になるし。