空間共有を行うこと早回。
例えば私のみが知り得ている表情の違いや空気,仕草に声色の僅かな変化。
それらの何れかにでも触れられたなら
貴方の全てが解ってしまう。
恐ろしいとは思っていないはずですよ。
寧ろ喜ばしい。そうではなくて?
ご自分でも知り得ぬご自分を暴かれる。かつては赤の他人であった、この私に。
「していただきたいのでしょう。さあどうするの」
何を、とは言わずともその姿勢をとる。
それがうつ伏せや背後位であろうとも面持ちは常に見えているに等しいのだから可笑しく、また愛おしい。
彼、Oは勝手気ままなマゾヒストであり、何ならベストコンディションであることの方が多分に少ない。
よくある主従とは程遠いようなそれら。
だが『むしろ彼だけは"型に嵌らずにいてほしい"』とすら思ってしまう。そんな私も、如何なものか。
ができないのでお仕えできない。
に自信があります。
になりますのでどうかお願いいたします。
とはよく目に,耳にするお声の類ではありますが
"私と貴方がたでなければなし得ないプレイや空間共有"
である方が私は特段に嬉しいと感じますし、
ができる貴方ではなく、貴方自身に興味が湧きましたら
自然と貴方寄りのプレイもしたくなるのでは、と考えます。
貴方がしたい事柄を私がきちんと施したその時、貴方がどのような反応をなさるのか
とても知りたくなるでしょうからね。