こんにちは、しおりです
「メイド服を着て手料理してほしい」
初彼にこんなことを言われたらあなたならどうしますか?
今回はそんな思い出話です。
メイド喫茶も今はすっかり数が少なくなりましたね。
時代はコンカフェへ。
時代はコンカフェへ。
私と初彼が付き合っていた頃はメイド全盛期(?)で、アニメでも漫画でもメイド服のキャラクターが突然登場したりしていました。
秋葉原のメイド喫茶も概念が定着したばかりで大賑わい。
そんな時代。
秋葉原のメイド喫茶も概念が定着したばかりで大賑わい。
そんな時代。
彼氏もオタクでしたので冒頭のようなメイド服を着てくれ要請がありました。
当然メイド服で家事をしてもらった後はエロいことをしたいと彼は考えていたのでしょう。
が、私はそこには考えが至らず。
が、私はそこには考えが至らず。
よくぞ言ってくれたと「しおりの考える最強のメイド服」について語り始めました。
1.そもそもメイドとは上流階級での女性使用人のことであるから、当時の時代を考えればミニスカートのメイド服なんて有り得ない。いや秋葉原のミニスカメイドも可愛いけれど、私は着るなら絶対に絶対にロング丈がいい。そこは譲れない。
2.使用人だから素材は高級すぎてもいけない。ただし家の品位を保てる程度のものではなくてはならないだろう。ぺらぺらのポリエステル素材が19世紀イギリスにあったか?いや無い。綿か麻だろう。シルクも化繊もおかしい。
2.使用人だから素材は高級すぎてもいけない。ただし家の品位を保てる程度のものではなくてはならないだろう。ぺらぺらのポリエステル素材が19世紀イギリスにあったか?いや無い。綿か麻だろう。シルクも化繊もおかしい。
このあたりで彼氏の顔が引きつっていたのは覚えています。
まあそうだよね、彼はドンキとかに売っている安っぽい猫耳ミニスカメイド服を着せてちょめちょめしたかっただけなんだから…いま思い返すと不憫です。
でもこうなると私はもう止まらない。
私が最初に目をつけたのはクラロリ(クラシカルロリータ)専門のブランドでした。
その中でもEXCENTRIQUEさん(※2018年閉業)の作るメイド服は理想通りで素晴らしかったです。
しかしお値段が高過ぎて手が届きませんでした。
エプロンの下に着るメイドのシンプルな麻のワンピースだけをヤフオクで入手。
「EXCENTRIQUE」で毎日ヤフオク検索していてよかった!
袖丈が長すぎて合わなかったので、お直しにまで出しました。
更に近沢レースという横浜のレース屋さんのつくるエプロンがお値段の割に非常につくりがよくメイド感もばっちりなことを調べ上げ、横浜に買いに行きました。
EXCENTRIQUEのワンピースともぴったりです。
EXCENTRIQUEのワンピースともぴったりです。
ちなみに近沢レースさんの作るハンカチは今も愛用していますが、エプロンはもう作っていらっしゃらないようです。
こうして「しおりの考える最強のメイド服」は完成し、ドヤ顔で彼氏の前で着用し料理をしました。
他にもこだわりポイントはありましたが私の写メ日記いつも長すぎるので割愛します。
他にもこだわりポイントはありましたが私の写メ日記いつも長すぎるので割愛します。
ロング丈とはいえ非常に可愛かったと思いますし、彼氏もなんだかんだ喜んではいました。
ただそのメイド服にこめられし執念に敬意を払ってくれたのか単に萎えたのか…メイド服でえっちなことをすることは無かったです。
教訓:こだわりはほどほどに。